F1 DataWeb : 2009年第1戦オーストラリアグランプリの結果

決勝日	サーキット	周回数	距離	天候	路面
2009-03-29(日)	アルバートパーク	58周	307.574km	晴れ	ドライ

No	ドライバー	年齢	年数	国籍	チーム	エントラント	シャーシ	エンジン	タイヤ
1	L.ハミルトン	24	3	GBR	マクラーレン	Vodafone McLaren Mercedes	マクラーレン MP4-24	メルセデス V8	BS
2	H.コバライネン	27	3	FIN	マクラーレン	Vodafone McLaren Mercedes	マクラーレン MP4-24	メルセデス V8	BS
3	F.マッサ	27	7	BRA	フェラーリ	Scuderia Ferrari Marlboro	フェラーリ F60	フェラーリ V8	BS
4	K.ライコネン	29	9	FIN	フェラーリ	Scuderia Ferrari Marlboro	フェラーリ F60	フェラーリ V8	BS
5	R.クビサ	24	4	POL	BMW	BMW Sauber F1 Team	BMW F1.09	BMW V8	BS
6	N.ハイドフェルド	31	10	DEU	BMW	BMW Sauber F1 Team	BMW F1.09	BMW V8	BS
7	F.アロンソ	27	8	ESP	ルノー	ING Renault F1 Team	ルノー R29	ルノー V8	BS
8	N.ピケ	23	2	BRA	ルノー	ING Renault F1 Team	ルノー R29	ルノー V8	BS
9	J.トゥルーリ	34	13	ITA	トヨタ	Panasonic Toyota Racing	トヨタ TF109	トヨタ V8	BS
10	T.グロック	27	3	DEU	トヨタ	Panasonic Toyota Racing	トヨタ TF109	トヨタ V8	BS
11	S.ブルデー	30	2	FRA	トロロッソ	Scuderia Toro Rosso	トロロッソ STR4	フェラーリ V8	BS
12	S.ブエミ	20	1	CHE	トロロッソ	Scuderia Toro Rosso	トロロッソ STR4	フェラーリ V8	BS
14	M.ウェバー	32	8	AUS	レッドブル	Red Bull Racing	レッドブル RB5	ルノー V8	BS
15	S.ベッテル	21	3	DEU	レッドブル	Red Bull Racing	レッドブル RB5	ルノー V8	BS
16	N.ロズベルグ	23	4	DEU	ウィリアムズ	AT&T Williams	ウィリアムズ FW31	トヨタ V8	BS
17	中嶋一貴	24	2*	JPN	ウィリアムズ	AT&T Williams	ウィリアムズ FW31	トヨタ V8	BS
20	A.スーティル	26	3	DEU	フォースインディア	Force India F1 Team	フォースインディア VJM02	メルセデス V8	BS
21	G.フィジケラ	36	14	ITA	フォースインディア	Force India F1 Team	フォースインディア VJM02	メルセデス V8	BS
22	J.バトン	29	10	GBR	ブラウンGP	Brawn GP Formula One Team	ブラウンGP BGP001	メルセデス V8	BS
23	R.バリチェロ	36	17	BRA	ブラウンGP	Brawn GP Formula One Team	ブラウンGP BGP001	メルセデス V8	BS

順位	No	ドライバー	車	タイム	差	トップとの差	率
1	23	R.バリチェロ	ブラウンGP・メルセデス	1:25.006			100.0%
2	22	J.バトン	ブラウンGP・メルセデス	1:25.211	+0.205	+0.205	100.2%
3	14	M.ウェバー	レッドブル・ルノー	1:25.427	+0.216	+0.421	100.5%
4	10	T.グロック	トヨタ	1:25.499	+0.072	+0.493	100.6%
5	6	N.ハイドフェルド	BMW	1:25.827	+0.328	+0.821	101.0%
6	3	F.マッサ	フェラーリ	1:25.844	+0.017	+0.838	101.0%
7	16	N.ロズベルグ	ウィリアムズ・トヨタ	1:25.846	+0.002	+0.840	101.0%
8	4	K.ライコネン	フェラーリ	1:25.899	+0.053	+0.893	101.1%
9	5	R.クビサ	BMW	1:25.922	+0.023	+0.916	101.1%
10	15	S.ベッテル	レッドブル・ルノー	1:25.938	+0.016	+0.932	101.1%
11	7	F.アロンソ	ルノー	1:26.026	+0.088	+1.020	101.2%
12	17	中嶋一貴	ウィリアムズ・トヨタ	1:26.074	+0.048	+1.068	101.3%
13	2	H.コバライネン	マクラーレン・メルセデス	1:26.184	+0.110	+1.178	101.4%
14	9	J.トゥルーリ	トヨタ	1:26.194	+0.010	+1.188	101.4%
15	1	L.ハミルトン	マクラーレン・メルセデス	1:26.454	+0.260	+1.448	101.7%
不通過	12	S.ブエミ	トロロッソ・フェラーリ	1:26.503	+0.049	+1.497	101.8%
不通過	8	N.ピケ	ルノー	1:26.598	+0.095	+1.592	101.9%
不通過	21	G.フィジケラ	フォースインディア・メルセデス	1:26.677	+0.079	+1.671	102.0%
不通過	20	A.スーティル	フォースインディア・メルセデス	1:26.742	+0.065	+1.736	102.0%
不通過	11	S.ブルデー	トロロッソ・フェラーリ	1:26.964	+0.222	+1.958	102.3%

順位	No	ドライバー	車	タイム	差	トップとの差	率
1	23	R.バリチェロ	ブラウンGP・メルセデス	1:24.783			100.0%
2	22	J.バトン	ブラウンGP・メルセデス	1:24.855	+0.072	+0.072	100.1%
3	15	S.ベッテル	レッドブル・ルノー	1:25.121	+0.266	+0.338	100.4%
4	16	N.ロズベルグ	ウィリアムズ・トヨタ	1:25.123	+0.002	+0.340	100.4%
5	5	R.クビサ	BMW	1:25.152	+0.029	+0.369	100.4%
6	14	M.ウェバー	レッドブル・ルノー	1:25.241	+0.089	+0.458	100.5%
7	9	J.トゥルーリ	トヨタ	1:25.265	+0.024	+0.482	100.6%
8	10	T.グロック	トヨタ	1:25.281	+0.016	+0.498	100.6%
9	3	F.マッサ	フェラーリ	1:25.319	+0.038	+0.536	100.6%
10	4	K.ライコネン	フェラーリ	1:25.380	+0.061	+0.597	100.7%
不通過	6	N.ハイドフェルド	BMW	1:25.504	+0.124	+0.721	100.9%
不通過	7	F.アロンソ	ルノー	1:25.605	+0.101	+0.822	101.0%
不通過	17	中嶋一貴	ウィリアムズ・トヨタ	1:25.607	+0.002	+0.824	101.0%
不通過	2	H.コバライネン	マクラーレン・メルセデス	1:25.726	+0.119	+0.943	101.1%
不通過	1	L.ハミルトン	マクラーレン・メルセデス

順位	No	ドライバー	車	タイム	差	トップとの差	率
1	22	J.バトン	ブラウンGP・メルセデス	1:26.202			100.0%
2	23	R.バリチェロ	ブラウンGP・メルセデス	1:26.505	+0.303	+0.303	100.4%
3	15	S.ベッテル	レッドブル・ルノー	1:26.830	+0.325	+0.628	100.7%
4	5	R.クビサ	BMW	1:26.914	+0.084	+0.712	100.8%
5	16	N.ロズベルグ	ウィリアムズ・トヨタ	1:26.973	+0.059	+0.771	100.9%
6	10	T.グロック	トヨタ	1:26.975	+0.002	+0.773	100.9%
7	3	F.マッサ	フェラーリ	1:27.033	+0.058	+0.831	101.0%
8	9	J.トゥルーリ	トヨタ	1:27.127	+0.094	+0.925	101.1%
9	4	K.ライコネン	フェラーリ	1:27.163	+0.036	+0.961	101.1%
10	14	M.ウェバー	レッドブル・ルノー	1:27.246	+0.083	+1.044	101.2%

順位	No	ドライバー	車	タイム	差	トップとの差	率	備考
1	22	J.バトン	ブラウンGP・メルセデス	1:26.202			100.0%
2	23	R.バリチェロ	ブラウンGP・メルセデス	1:26.505	+0.303	+0.303	100.4%
3	15	S.ベッテル	レッドブル・ルノー	1:26.830	+0.325	+0.628	100.7%
4	5	R.クビサ	BMW	1:26.914	+0.084	+0.712	100.8%
5	16	N.ロズベルグ	ウィリアムズ・トヨタ	1:26.973	+0.059	+0.771	100.9%
抹消	10	T.グロック	トヨタ	1:26.975	+0.002	+0.773	100.9%	リアウィング違反で予選タイム抹消
6	3	F.マッサ	フェラーリ	1:27.033	+0.058	+0.831	101.0%
抹消	9	J.トゥルーリ	トヨタ	1:27.127	+0.094	+0.925	101.1%	リアウィング違反で予選タイム抹消
7	4	K.ライコネン	フェラーリ	1:27.163	+0.036	+0.961	101.1%
8	14	M.ウェバー	レッドブル・ルノー	1:27.246	+0.083	+1.044	101.2%
9	6	N.ハイドフェルド	BMW	1:25.504	---	---	---
10	7	F.アロンソ	ルノー	1:25.605	+0.101	---	---
11	17	中嶋一貴	ウィリアムズ・トヨタ	1:25.607	+0.002	---	---
12	2	H.コバライネン	マクラーレン・メルセデス	1:25.726	+0.119	---	---
13	1	L.ハミルトン	マクラーレン・メルセデス					ギアボックス交換でグリッドは+5位
14	12	S.ブエミ	トロロッソ・フェラーリ	1:26.503	---	---	---
15	8	N.ピケ	ルノー	1:26.598	+0.095	---	---
16	21	G.フィジケラ	フォースインディア・メルセデス	1:26.677	+0.079	---	---
17	20	A.スーティル	フォースインディア・メルセデス	1:26.742	+0.065	---	---
18	11	S.ブルデー	トロロッソ・フェラーリ	1:26.964	+0.222	---	---

順位	No	ドライバー	車	タイム	差	トップとの差	周回	備考
1	22	J.バトン	ブラウンGP・メルセデス	1:34:15.784			58
2	23	R.バリチェロ	ブラウンGP・メルセデス	1:34:16.591	+0.807	+0.807	58
3	9	J.トゥルーリ	トヨタ	1:34:17.388	+0.797	+1.604	58	~~セーフティカー走行中の追い越しでレース終了後25秒ペナルティ~~
失格	1	L.ハミルトン	マクラーレン・メルセデス	1:34:18.698	+1.310	+2.914	58	レース終了後の事情聴取で正しく証言しなかったとして失格/偽証
4	10	T.グロック	トヨタ	1:34:20.219	+1.521	+4.435	58
5	7	F.アロンソ	ルノー	1:34:20.663	+0.444	+4.879	58
6	16	N.ロズベルグ	ウィリアムズ・トヨタ	1:34:21.506	+0.843	+5.722	58
7	12	S.ブエミ	トロロッソ・フェラーリ	1:34:21.788	+0.282	+6.004	58
8	11	S.ブルデー	トロロッソ・フェラーリ	1:34:22.082	+0.294	+6.298	58
9	20	A.スーティル	フォースインディア・メルセデス	1:34:22.119	+0.037	+6.335	58
10	6	N.ハイドフェルド	BMW	1:34:22.869	+0.750	+7.085	58
11	21	G.フィジケラ	フォースインディア・メルセデス	1:34:23.158	+0.289	+7.374	58
12	14	M.ウェバー	レッドブル・ルノー				57
13	15	S.ベッテル	レッドブル・ルノー				56
14	5	R.クビサ	BMW				55
15	4	K.ライコネン	フェラーリ				55
リタイア	3	F.マッサ	フェラーリ				45	サスペンション
リタイア	8	N.ピケ	ルノー				24	スピン
リタイア	17	中嶋一貴	ウィリアムズ・トヨタ				17	スピン
リタイア	2	H.コバライネン	マクラーレン・メルセデス				0	アクシデント

No	ドライバー	車	タイム	周	備考
16	N.ロズベルグ	ウィリアムズ・トヨタ	1:27.706	48

周	周回数	ドライバー
1-58	58	J.バトン

セーフティカーに先導されながらのゴールとはこれまた珍事！
この珍事に至るまでには色々なことがありすぎた。

まずは予選から圧巻のブラウンGPのフロントロー独占とポールtoウィン＆ワンツーフィニッシュおめでとうございます。
感動しました。その一方で昨年まで一生懸命ホンダを応援していた日本人の私としてはいささか複雑な心境です。
冬の間に苦しんだチームやドライバーを思えば苦労が報われて大変すばらしいことと思いながらもどこかで「もしもホンダが・・・」というタラレバがよぎってしまいます。でもホンダに捨てられてからのほうがすっごい苦労したはずだからこの結果には本当に報われますね。

かたや努力が報われなかったのはトヨタのトゥルーリ選手でしたね。予選タイムは抹消され、決勝タイムには25秒足されて散々でしたね（涙）
レース中はピットスタートからのすばらしい追い上げでポディウムの一角を奪い取ったのには驚きました。
しかしトゥルーリ選手の結果には「＋25秒」のペナルティ・・・状況が許さなかったとはいえ、ハミルトン選手を抜き返してしまったことでペナルティの対象となってしまったのは残念。（記述中ではトヨタはこのペナルティに対して抗議中です）
しかも不幸は重なりすぎてこのペナルティは重過ぎるものとなってしまった。
冒頭に書いたとおりレースの結末はセーフティカー先導による終了。
リザルトを見ると周回遅れのマシンを除いてトップのバトン選手から一番離れてフィニッシュしたのははフィジケラ選手（フィニッシュ時12位）で、その差はたったの＋7.374秒でした。
セーフティカー先導時にフィニッシュという珍事では「＋25秒」は同一周回の最後尾になってしまいました。3位から12位という大転落（大涙）

ちなみにF1史上セーフティカー先導のままレース終了（成立）という珍事は1994年カナダGP以来の2度目とのこと（出典：ウィキペディア「セーフティカー」より）

それから2度目セーフティカーのきっかけとなってしまったのがベッテル選手とクビサ選手のクラッシュ。
このクラッシュ→セーフティカーが無ければ、「ブラウンGPのワンツー」「トゥルーリ選手のペナルティ」「ハミルトン選手の3位＆メルセデスエンジンの1～3位独占」が無かったと思うとえらいことしちまいました。
クビサ選手はタイヤの差からベッテル選手どころかバトン選手もやっつるツモリだったそうです。
ベッテル選手がクラッシュ後にチームとの無線交信で「アイムソーリー」といっていたのにはびっくりしました。
その時はベッテル選手は何に対して謝っているのだろうと考えてしまいました。直前のちょっとしたミス？車を壊したこと？
でもリプレイの映像を見たら謝っちゃうのも分かるようなクラッシュでしたね。
三輪走行しながらコース上にとどまったのはチームの指示だったそうですが、今回のペナルティと素直に謝れる好青年には大きな成長を願うばかりです。

他にもデビュー戦で入賞を勝ち取るルーキーやKERSのこと、0点のフェラーリのことなど話題満載の2009年開幕戦でしたね。次戦がますます楽しみです

1 J.バトン
	2 R.バリチェロ
3 S.ベッテル
	4 R.クビサ
5 N.ロズベルグ
	6 F.マッサ
7 K.ライコネン
	8 M.ウェバー
9 N.ハイドフェルド
	10 F.アロンソ
11 中嶋一貴
	12 H.コバライネン
13 S.ブエミ
	14 N.ピケ
15 G.フィジケラ
	16 A.スーティル
17 S.ブルデー
	18 L.ハミルトン
19 T.グロック
	20 J.トゥルーリ

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